9301 _ Epita

9301

Old Name 「 Epita / エピタ(磔刑に処されたキリストを抱くマリア)」

ワイドストライプ×シャドーチェック ドレープネックロングシャツ

Price // 26,000yen ( +tax )

Material(Japan made textile)

E-65 , R-35

Finish
Hand Washed FINISH

Color / Size
Dust Black / 0 , 1 , 2 , 3 ,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Note_

– Wide Stripe × Shadow Check Drape Neck Long Shirts –

「ワイドストライプ×シャドーチェック ドレープネックロングシャツ」

風にその裾をなびかせて歩くことはとても気持ちの良い僅かな瞬間の時間だと思う。
主観的においてもそれはそうであるし、客観性においても。

コレクションというテーマ性に沿ったアイテム群たちの中で明らかに特筆して見えるひとつのアイテムがあることには大きな意味がある。
時にそういったアイテムが旅コレクションの中でアイコン的に大きな意味合いさえも持つ。
大体に柄の生地を2種類組み合わせることで存在感のあるアイテムに仕上がった。
またアイテム自体も良い意味での癖を持つドレープネックのデザインにしたことでさらに目を惹くアイテムとなる。

土臭さと優美さを織り交ぜたデザイン性がこのアイテムの大きな魅力であろうと思う。

Structure Note_

大きな特徴はシャツには存在し得ないドレープのあるネック周りのデザインで、特殊なパターンメイクを施しすことでネック周りに生地の余りを作り出すことで意図的に着用時の首元に大きなドレープが生まれる。
そしてこのドレープ部分を中心に生地をチェック柄の部分とワイドストライプの部分を組み合わせることでデザイン性も豊かなアイテムとして仕上がっている。
通常のシャツと同様に着こなすことも可能であるし、見た目としてはカーディガン調にスタイリングに組み合わせることも可能である。
つまりはシャツというこのブランドの根源的な捉え方であるアウターでもあり、インナーでもあるという両面の立ち位置の良さを取り入れたアイテムとなっている。ストラクチャーとしてもうひとつ大きな部分はフロントボタンの構造で通常1つのボタンの仕様となるところに表裏にボタンを配置することで拝み合わせのように着用することも可能になっている。TR(テトロン、レーヨン)らしい落ち感のある素材感で全体にルーズに魅せる構造になっているのもまた素晴らしい点でもある。

Material Note_

TR Brushed Shadow Check × TR Brushed Wide Stripe / TR 起毛 シャドーチェック × TR 起毛 ワイドストライプ

T=テトロン、R=レーヨンとの組み合わせで「TR」という素材名となる。どちらも落ち感のある糸の混紡糸で構成されていて通常ではつるりとした糸の構造となるために原反に仕上げたのちに表面を掻き上げて表情を起毛させることで秋冬らしいフォーミーな見た目でありつつ、生地の持つ落ち感の特性を失わせないという特殊な作り込みを行った素材である。このアイテムのデザイン性を考えれば張り感が残ってしまってはルーズさ(それはある種の現代性においけるモードの解釈として)が失われてしまうので、そういった意味においてもこの生地の使用の意味は大きい。体に沿って生地が落ちるためにサイズアップなどで着ることでも体自体は膨張して見えないので様々なスタイリングに寄与することが出来るだろう。

 

> 2019-2020 autumn & winter Collection ” Guernica ” page

 

Photographic Equipment


Camera / CANON 5D Mark3

Lens / Canon EF24-70mm F4L is Usm

Place / GARAGE EDEN _ TOKYO

Photographer / john.r.morishita , uranotakahiro