7 / 12 Hypericum KRIEGER / L703-4600

Posted in 2026 Spring & Summer, collection

 

Novel.

Thee Old CIRCUS として、そしてそれは同意義としての僕自身である。
自分自身がこのある意味での沼地へと足を踏み入れるきっかけは靴が好きだったこと。
そうだ、思い返せば僕は靴に関わる仕事をしたかったのだ。
ずっとずっとあまりにもそれは遠いような距離にある時間軸の話で今では記憶の中でも霞と変わっている。
そう、ぼんやりと。
スニーカー、国産シューズ、Alden や Silvano Mazza、はたまた Tricker’s なんかを履いていた。BUTTERO なんかがまだ並行輸入しかなかった頃だ。
なにか自分が履いていないようなブーツはないかとバイト先(もちろん靴屋)の倉庫を漁っていた時に埃を被り、忘れられたように棚の上の上(本当に梯子を掛けて僕は登ったのを記憶している)にあったのは擦れた色のエンジニアブーツだった。
それが始まりであり、ある意味での「終わり」でもあった。

僕は死ぬまで履くだろう。
エンジニアブーツと名のつくモノを。
僕は葬式をあげるつもりはないし、墓石を残すつもりもない。
でも、最後の時。
僕のエンジニアブーツと一緒に燃やしてくれたらきっとそれが願い。

* レザー、縫製 共にイタリア製作 CROSS / Keita OGAWA(by incarnation)

例えば聞こえてきたのはこんな唄

 

STRUCTURE Note.

4600 / Inborn ENGINEER BOOTS / KRIEGER

ある意味では特別さはどこにもないエンジニアブーツ。
だからこそ、どこまでも自分の中での「究極」を詰め込んだのがこのブーツ。
そう、自身がエンジニアブーツというモノと出逢い向き合ってきた時間。その何十年という決して短くない時間の中で積み上げてきたのがこのデザインである。一般的なワークブーツ(実際にはあくまでそれはエンジニアのためのブーツを指す)とは一線を画し、ドレス感をも身にまとったフォルムはシャープなシャフトのカーブとギリギリまで削り込んだシャフトの細さ、意図的にVIBRAM社のタンクソールを裁断してハーフカット装着にすることで土踏まずの返しの良さを持って歩行性を大きく高めると同時に生涯に渡りパートナーとなるこのブーツのリペアのしやすさにも考慮している。数年ごとにソールを交換することでまさしく「一生モノ」として付き合える、そんなブーツを完成させたかったのだ。

* サンプルはオールソール仕様となっておりますが本生産はハーフカット仕立てとなります

 

MATERIAL Note.

L703 / Resin Coating Horse / Hypericum

HORSE LEATHER

イタリア・レザーの聖地と呼ばれるサンタクローチェを生地に持つホースレザー。
オイルを強く含んだ下地のバックスキン側を特殊なレジン(樹脂)で覆うコーティングを施すことで着用ごとにクラッキングを起こしていき、意図的にヒビ割れを起こしていく経年変化を楽しむことが出来る。その独特の表情感は他に類を見ない。 下地はフルベジタブルタンニン仕上げで通常の革作りよりも多くの油分を含ませることで見た目の重厚さとは相反するしなやかで動きやすいのも大きな特徴である。退廃的な匂い感、世界観を味わって頂ける最高峰レザー。

 

Photo details

Camera + LEICA M(Typ240)

Lens + LEICA SUMMICRON 35mm f2.0(My 1964)

Photographer / —– URANO Takahiro


 

2026 Spring & Summer

 

” CROSS “

 

Collection Schedule

 

Youtube LIVE

2025/07/12(start at 20:00) —– Pre・Pre LIVE at EDEN

2025/07/19(start at 20:00) —– Pre LIVE at EDEN

2025/07/26(start at 20:00) —– Collection LIVE #1 at EDEN

2025/08/02(start at 20:00) —– Collection LIVE #2 at EDEN

for Youtube Channel  —–  EDEN Youtube Channel

 

Product PROLOGUE

2025/07/14・15・16・17・18・19・20・21・22・23・24・25

12作のアイテムをひとつづつの唄と捉え14日より1日ごとに掲載し本コレクションライブ(26日)までに完成する1つのアルバムを辿る旅を記します

 

Collection VOYAGE

2025/07/26・27・28 —– EDEN(TOKYO/Ebisu)

2025/08/16・17・18 —– Clover(YAMAGUCHI/Ube)

2025/08/23・24・25 —– Morphine(AICHI/Toyohashi)