Novel.
12 / 12
その最後の日が来るのを待っている。
ヒントが欲しいと思うこともあった。
もしかしたら17歳の頃だったのかも知れない。
あの頃は分からなかったことも少しは分かるようになり、同時に沢山のことを失った。
このままでいいのさ、ベイビー
また、ラジオからそんなフレーズも聞こえたけれどどうだろうか。
Are you happy?
ブランキー的であり村上春樹でもある。
もしくは「ハッキリ言って」と、言ってもいいのかもしれないけれど。
まだだ。
終わらないし、終わるかも知れない。
そうか、きっとそれはぼく自身が決めることではなくぼくの周りの惑星が決めることなんだ。
12/12のモノ語り
旅の最後はどこにある?
ぼくにさえそれは分かることがないのだ
最後に選んだのはこの唄でありこの詩
あなたのようにはなれなくても
ぼくは僕の旅路を続けるのだ
STRUCTURE Note.
1501 / Harvested LONG SLEEVE DISTORTION NECK LONG SHIRTS / LATIK

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ハーヴェストスリーブの完成型と言える構造でショルダーのアームホール部分にはシームを施しながらも脇下はハギ目のない1枚続きの構造とすることで実際的な運動可動域を確保することでタイトフォルムの美しいシルエットを崩すことなく完成されたスタイリングを可能にする「シャツは最高のインナーであり最強のアウター」という自己の考えを具現化したロングタイプのシャツ構造となっている。
フィッシュテイルデザインコートのアウトラインとロングシャツの要素を融合させて、そのどちらの着用でも可能にしている。ネックは横方向のハギ目を配して美しい立ち上がりを意識したディストーションネック構造になっているのも大きな見どころと言える。
MATERIAL Note.
Native Deer skin KB / Nativeblooddaisy
DEER SKIN


「この先」へのその象徴と位置づける完全なオリジナルのディアスキンレザー(鹿革)。ブランドオリジナルのレザーはこの世に多く存在するが、その中でも原皮自体から僕自身が着手して生み出した稀有なレザーとも言える。原皮となる鹿皮はデザイナーの出身地である長野県のものを使用。害獣駆除として通常処分されてしまう天然の鹿の貴重な原皮を塩漬け前のまさしく原皮そのものからデザイナーが直接買い付け、日本が誇るレザーの街である兵庫県姫路市の専属タンナーと共にフルベジタブルタンニンで仕上げた。原皮そのものから完全なるオリジナルレザーとしてこのブランドの未来性をも描く重要なファクターであり、本来処分されている皮を輪廻の意味合いも込めて新たな命を吹き込む大切な意味合いを含んだ素材となる。革の中でも1番の引き裂き強度を持ち、しなやかなディアレザーの特性を活かしつつもその荒々しく厳しい天然世界を生き抜いて来た鹿ならではの荒々しい表情が大きな特徴。唯一無二の存在であるオリジナリティをぜひ体感して欲しい。ディアレザーはその特有のしなやかさと革の美しさを持っているためバックスキン(スウェード)も非常に艷やかで素肌に直接触れても不快感が少ないこともまた特徴である。
上記オリジナルレザーをさらに昇華させるために、革とニット素材を特殊技法によってボンディング(接着)させた。本来的にはレザー部分を身生地として使用する際に裏地を必要とすることが多いが、革自体にニット素材を密着させることで革そのままの状態でありながらも肌に触れる部分はニットならではの快適な着用を味わうことが出来る。これによりまるで革1枚の状態に限りなく近い雰囲気を味わいながら革の味わいと質感をより肌に近い距離感で感じて頂くことが出来るだろう。
ニットにも当然ながら最上質のモノを選び抜いた。
Belinen knit(綿/ベルギーリネン20/-天竺)
リネンの中でも品質としての質感が高く、また衣料用途に最適とされているベルギーのクルトレークで加工された原料を使用し20番手のやや太い糸をざっくりとした編地で構成させた。その繊維強力は綿よりも遥かに強く、吸水性と発散効果に優れており通年での着用に向いた素材である、リネン特有の素材が持つ鈍く光る光沢感やヤレた独特の風合いが魅力的である。
* Native Deer skin は限りなく原皮厚に近い1.6mmを採用しBelinen knitとボンディングさせた

Photo details
Camera + LEICA M(Typ240)
Lens + LEICA SUMMICRON 35mm f2.0(My 1964)
Photographer / —– URANO Takahiro
2026 Autumn & Winter
” BLOOD CROSS “